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遺品整理を自分でするなら!知っておきたいポイントと準備リスト

はじめに

遺品整理を遺族自身が行うことは経済的なメリットが大きいです。このブログでは、簡単に整理を進めるための手順や必要な道具、心構えなどをご紹介します。
また、遺品整理では精神的、肉体的なストレスの管理も重要なポイントです。
自身で行える部分とプロに頼む部分の選定もお伝えします。

目次

  1. 自分で遺品整理を行うメリットと注意点
  2. 事前準備と情報収集
    2.1 必要な道具と資材のリストアップ
  3. 整理の手順とコツ
    3.1 基本的な手順
  4. 法的な手続きと注意点
    4.1 遺品整理における法律やルールの理解
    4.2 相続人としての責任とその対処法
  5. まとめ

1.自分で遺品整理を行うメリットと注意点

遺族が遺品整理を行うことは、費用を抑えることができるというメリットがありますが、同時に精神的・肉体的な負担が大きいという点に注意が必要です。
遺品整理業者に依頼するよりも、自身で行う方が費用は安く済みます。

しかし、特に精神的な負担については思っている以上に注意が必要です。感傷的になり過ぎず、冷静な心を保つことが重要です。感情に振り回されず、遺品整理作業を進めるためには、心の準備として事前の感情整理が欠かせません。
また、遺品整理のタイミングやスケジューリングも大切です。故人との感情面でのお別れができた時が整理のタイミングでしょう。また、毎日の生活と平行しての整理になるため、どのくらいで完了させるのか、無理のないスケジューリングが成功のポイントです。

2.事前準備と情報収集

2.1 必要な道具と資材のリストアップ

遺品整理には特定の道具や資材が必要です。必要なものをリストアップし、しっかりと前準備することで、整理作業がスムーズに進みます。

前準備として、①梱包材②ラベル③軍手④ぞうきん⑤ほうき/ちりとり⑥ゴミ袋⑦段ボール⑧梱包用テープなどの資材や掃除用具を準備しておくと良いでしょう。
また、ラベルがあるとアイテムの識別や整理が格段にやりやすくなるのでおすすめです。
段ボールやテープの数量は余裕をもって揃えておくと作業効率がアップします。

怪我をしないよう軍手をしっかりつけ、作業しやすい恰好で取り組んでください。

3.整理の手順とコツ

3.1 基本的な手順

遺品整理の基本的な手順として、必要なもの・不必要なものの整理、分別、梱包、売却・処分となります。まずは必要なものと不要なものを分けていきましょう。

必要なものの例

・遺言書
・鍵
・通帳/・印鑑/・キャッシュカード
・現金
・携帯電話
・クレジットカード
・身分証明書、マイナンバーカード
・土地の権利書/・株式
・年金手帳/・保険証券
・借用書/・ローンの明細
・写真、アルバム
・売れそうなもの(貴金属・着物・美術品・骨董品・酒類・ブランド品など)

判断が難しいものは一旦必要なものとして保管しておき、その後親族や遺品整理業者のサポートを受けて仕分けしていきましょう。

次に不用品の処分です。
実は遺品整理の中でも、このごみの仕分けが結構な労力となります。
不用品にわけたものを、燃やせるゴミか燃やせないゴミか、リサイクルが可能なのか等にわける必要があります。
また、大きい電化製品は一人では運べないこともあるでしょう。
この部分だけでも、整理業者に頼むことで作業が楽になります。

必要なもので分けた中に、売却できるものもあるかもしれません。
リサイクルショップや買取業者を活用することで、遺品整理での費用に充てることが期待できます。
売れるかわからない場合も一応持ち込んでみて、査定を行ってもらう事をおすすめします。

4. 法的な手続きと注意点

4.1 遺品整理における法律やルールの理解

遺品整理には法的な側面も存在し、地域によって異なる法律やルールが適用されます。
このため、適切な法的な手続きを理解し、遺族や相続人が法的な責任を果たす必要があります。
法的な手続きとしては、相続手続きや遺品整理に関連する法律などが挙げられます。
地域ごとに異なるため、地元の税務署や行政機関の情報を参照することも重要です。

4.2 相続人としての責任とその対処法

相続人は、財産の分割や相続税の支払いなど、様々な責任を負います。
これに対処するためには、法的なアドバイスを受けることも必要な場合があります。
遺品整理業者なら遺品整理における法的手続きや情報の共有を行ってくれるでしょう。


> 遺品整理費用、誰が負担すべき?相続人必見!費用削減の方法も公開


5.まとめ

自分で遺品整理を行う際は、タイミングとスケジュール、作業の手順と整理仕分けを事前に計画しておくことが非常に重要です。

計画してから取り組むのとしないで取り組むとでは、作業効率が変わってくることと、感情的な負担についても最小限に抑えることができるはずです。

先述のメリットや注意点、手順、法的なポイントなどを加味し、自身で行うのか部分的にでも業者に頼むのか判断しながら整理を行ってみてください。

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