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プロが教える!一軒家の遺品整理 相場と節約テク

はじめに

遺品整理は、亡くなられた方の遺された物を整理し、適切な処分を行う重要な作業です。
また、遺品整理というのは身体的・心理的負担も想像以上です。
特に広さのある一軒家では負担も大きくなります。
自身で行うことも可能ですが、一軒家においての遺品整理には、プロの手を借りることによって、負担を軽減できる場合があります。

一軒家の遺品整理相場は、一般的に約20万円から100万円程度とされています。
これは、家の大きさによる作業の規模や内容によって変動します。

この記事では、一軒家における遺品整理のポイントと、業者に頼む際の費用相場、費用を抑えるための方法をご紹介しています。

目次

  1. 一軒家における遺品整理の心構え~ご自身で行う場合~
    1.1 広いスペースの整理の難しさ
    1.2 長時間の作業による身体的・心理的負担
  2. 遺品整理の手順
    2.1 整理の基本ステップ
    2.2 遺品の仕分け方法
    2.3 適切な処分方法
  3. 遺品整理の費用について
    3.1 費用の内訳
  4. 遺品整理業者に頼むメリット・デメリット
    4.1 メリット
    4.2 デメリット
  5. 遺品整理業者の選び方と比較ポイント
    5.1 料金体系と提供サービスの比較
    5.2 悪徳業者には注意が必要~水増し請求&不法投棄~
  6. 節約術:遺品整理費用を抑える方法
    6.1 自分でできる作業と工夫
    6.2 買取も行っている業者がおすすめ
  7. まとめ

1.一軒家における遺品整理の心構え~ご自身で行う場合~

1.1 広いスペースの整理の難しさ

一軒家における遺品整理は、広大なスペースを対象にするため、その整理が容易ではありません。
さまざまな場所に散在する遺品を効率的に整理し、必要なものと不要なものを見極めることが求められます。

1.2 長時間の作業による身体的・心理的負担

遺品整理は、長時間にわたる作業が必要とされる場合があります。
この長時間の作業は、身体的な負担だけでなく、亡くなられた方への思い出や感情的なつながりを呼び起こすこともあり、心理的な負担も生じます。
遺品整理をするにあたっては、心のケアも重要なポイントと言えます。

2.遺品整理の手順

2.1 整理の基本ステップ

遺品整理を行うステップとして、大きく分けて4つあります。

①遺品の整理対象範囲を明確にする。
②項目ごとに分類・仕分けを行う。
③不要な物は処分、寄付、販売などで適切に処理。
④必要な物は整理して保管しやすいように整える。

2.2 遺品の仕分け方法

遺品を仕分ける際には、関連する品々をグループ化することが効果的です。
例えば、衣類やアクセサリー、故人の趣味やライフスタイルに関わるもの、といったように大きなカテゴリーに分け仕分けるとスムーズに行えます。

2.3 適切な処分方法

遺品整理においては、処分方法にも配慮しなければなりません。
不要な物を廃棄する際には、リサイクルできるものか、廃棄物として出すのかという判断が必要となってきます。
廃棄するものだけは、遺品整理業者や買取業者といった知識のある人にお願いすることも最良かもしれません。

3.遺品整理の費用について

3.1 費用の内訳

遺品整理の費用は、作業の複雑さや規模によって異なります。
一般的な内訳としては、作業員の人数や作業日数に応じた人件費、遺品の処分費用、片付けに使用する道具や資材の費用などが挙げられます。
正確な見積もりを得るためには、複数の業者から見積もりを取ることがおすすめです。

●遺品整理 料金表(例:おたすけミライ)

4.遺品整理業者に頼むメリット・デメリット

4.1 メリット

遺品整理業者に依頼するメリットとして
①効率的で短期間の整理が期待できる。
②適切な処分方法やリサイクル処理など、必要な業務が適切に行われる。
③虫などが発生している場合の負担が軽減される。

4.2 デメリット

遺品整理業者に依頼するデメリットとして
①自身で行うよりコストがかかる。
②一部の業者においては信頼性に欠ける場合もあり、選択に注意が必要。
様々な業者がありますので、適切な業者選びが肝要です。
評判や口コミ、実績、問い合わせた際の対応の良さなどが選ぶポイントです。

5.遺品整理業者の選び方と比較ポイント

5.1 料金体系と提供サービスの比較

遺品整理業者を選ぶ際には、料金体系と提供されるサービスを詳しく比較することが重要です。
一見安価な業者でも、追加料金や隠れた費用が発生する場合がありますので、契約前に明確な説明を求めることが大切です。
また、提供されるサービス内容もチェックし、必要な作業をカバーしているか確認しましょう。

5.2 悪徳業者には注意が必要~水増し請求&不法投棄~

遺品整理業者を選ぶ際には、悪徳業者に注意が必要です。
水増し請求や不法投棄などのトラブルが報告されています。

不法投棄とは、処分費を受け取ったにも関わらず、近くのゴミステーションにそのまま捨ててあったというような事例があります。
信頼性のある業者を選ぶために、事前に業者の情報を確認し、作業に入る前に見積りを取ることが重要です。

6.節約術:遺品整理費用を抑える方法

6.1 自分でできる作業と工夫

遺品整理の費用を抑える方法として、自分でできる作業を積極的に取り組むことが挙げられます。
遺品の仕分けや整頓作業は、家族や友人と協力して行うことで、業者に依頼する作業を減らすことができます。
また、不要な品物を自分で売却や寄付することも検討しましょう。

6.2 買取も行っている業者がおすすめ

遺品整理業者の中には、買取サービスも提供しているところがあります。
価値のある品物を買い取ってもらうことで、一部の費用をカバーすることができるかもしれません。ただし、適切な評価を受けるために、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。

7.まとめ

お葬式や四十九日も終わり、一息つけると思っていた矢先、今度は遺品整理を行わなければならない、とその時に気付く方もたくさんおられます。
中々表に出てこない作業ではありますが、遺品整理もまた、故人への整理の一つの作業なのではないでしょうか。
大切な思い出を心に留めつつ、遺品整理を通して区切りがつくお手伝いができれば幸いです。

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